試合戦術解説

ラリーガ第28節アスレティック・ビルバオ対エイバル

ラリーガ第28節アスレティック・ビルバオ対エイバルは、1-1のドローで終わった試合を解説、マッチレビュー。

1-1でスコアレスドローで終わった両チーム。11位アスレティック・ビルバオは、3戦未勝利ながら勝ち点1を積み上げ、9位浮上。対する降格圏19位に沈むエイバルは、貴重な勝ち点1を奪い、降格圏内でありながらも暫定ながらアラベスを抜き18位に浮上するもリーグ戦11試合勝ちなし(4分7敗)となった。

武藤嘉紀は、足首の問題で前節に続き、メンバー外。乾貴士は、ベンチスタートとなり71分からの出場となった。

Athletic Club v SD Eibar - La Liga Santander : ニュース写真
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フォーメーション

Athletic Club v SD Eibar
フォーメーション
先発メンバー。

ホームアスレティック・ビルバオは、前節とは、6人変更(マルティネス、マルコス、ユーリ、ベスガ、ムニアイン、ウィリアムズ)、対するエイバルは、5人変更(ポゾ、アルビージャ、ソアレス、アルバレス、ロドリゲス)

スタッツ

アスレティック・ビルバオ1-1エイバル
18シュート
枠内シュート
56%支配率44%
500パス406
78%パス成功率74%
ファウル15
イエローカード
オフサイド
10コーナーキック
Athletic Club v SD Eibar
選手評価。
引用元 MARCA

得点をあげたユーリやキケが最高評価の星2、乾は星1の結果。

試合感想

1-1という結果で終わった一戦。アスレティック・ビルバオとしては、勿体ない勝てた試合だと感じた。前半開始早々に得点し幸先いいスタートをきれたが、まさかのロペスが判断を誤り、ゴール前でカットされ失点、前半は、互角だったが後半は、ビルバオ10本シュートを放つが0点、細かいパスワークから決定機を作り出せてはいたが、入らず後半投入された、ベンセドルやダニガルシアが先発で出ていたらもっと違った展開になっていたかもしれないほど、前半と後半の中盤の質が変わりうまくパスが回せていた印象。

エイバルは、キケ、ブライアンヒルが前線からプレスをかけボールを奪い得点を決めたが、それ以外得点する気配が感じられなかった。チャンスメイクやボックス内までは行けるが最後の精度、またシュートを放つことができず最終的なシュート本数は4。後半に至っては、シュート0とやはり得点力不足が躊躇に表れている。やはり得点源のキケだけでは、厳しい降格圏争いが終盤考えられるため、日本人コンビ、乾貴士、武藤嘉紀、特に武藤が得点をとらなければこの先厳しい状況に陥るため、怪我明けの奮闘に期待したい。

乾貴士は、71分に出場したがアスレティック・ビルバオの攻撃にチーム全体が苦しみ、攻撃に絡めず、あまり印象残るようなプレーはみられなかった。

ストライカーを消したアルビージャ

アスレティック・ビルバオの快速ストライカー、ウィリアムズをどう抑えるかが注目となったベテランアルビージャだったが、持ち味のスピードをいかんなく発揮し、ウィリアムズと遜色ないレベルでのスピードを披露。幾度となくスペースを使われ、対人での勝負が展開されたが、競り負けることなく圧倒していた。

対人以外でも、ロングフィードやインターセプト、カバーリングなどDFとしては申し分ないくらいの存在感を見せてくれた。

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封じられたキャプテン

アスレティック・ビルバオの支柱、ムニアイン。ビルバオはいかにムニアインにパスを送り、前を向き前線に展開していくかが、攻撃のカギになってくるが、エイバルのアルバレス、ガルシアが挟み込む形でボールが入ったら囲み、また守備時はマンツーマンでアルバレスがついていたため、ムニアイン自由にさせず攻撃が単調になりカットされカウンターを受けることが多々あった。

Athletic Club v SD Eibar - La Liga Santander 
戦術解説。

ムニアイン、ウィリアムズが封じられたアスレティック・ビルバオの攻撃の組み立てが今後の課題。

代表招集されたエイバルの若き天才

スペイン代表に初招集された、ブライアン・ヒル、今節もその才能をいかんなく発揮。

再三のチャンスメイクとドリブル突破、また柔らかいタッチで難しいボールでもキープ、相手に囲まれるもお構いなしでボールをとられない、ユーリやベスガ、マルティネスは、うまく対応しきれてなかった。この男がボールを持つだけで複数のオプションと攻撃の仕方が垣間見えた。

Athletic Club v SD Eibar - La Liga Santander 
戦術解説。ブライアンヒル

攻撃面では、文句はないがやはり、エイバルの課題である得点面の向上が大事であり、ブライアンヒルもボックス内やシュートまではいけるが、なかなか勝利に近づけるような結果を出すには至っていない。ここの点は、どのように改善していくのか見ものではある。

監督コメント

メンディリバル監督は「引き分けは私たちに自信を与えるだろう」

マルセリーノ監督は「私はフィールドで見たものが気に入らなかった、悲しいです」

やはりマルセリーノ監督は勝てた試合だったため落胆している様子。

対するメンディリバル監督は、格上相手の勝ち点奪取は、プラスに働くだろう。

次節アスレティック・ビルバオは、アウェーでレアルソシエダとエイバルは、アウェーでレアルマドリードと対戦する。

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