チェルシーアカデミーの宝石、新たなるランパードと呼び声高い若手有望株コナー・ギャラガーとは何者か
チェルシーに8歳から在籍
アカデミーの宝石と称され
年代別イングランド代表にも選出され
U17FIFAワールドカップで優勝するなど
輝かしいステップを踏んでいる
マウントやジェイムズに続くチェルシーアカデミーの
次世代注目の若手MF
「コナー・ギャラガー」
彼を紹介したいと思う。
プロフィール
名前 | コナー・ジョン・ギャラガー |
国籍 | イングランド・スコットランド・アイルランド |
生年月日 | 2000年2月6日 |
年齢 | 21歳 |
身長 | 182cm |
体重 | / |
ポジション | MF |
利き足 | 右 |
背番号 | 23 |
クラブ
シーズン | クラブ | 試合数 | ゴール | アシスト |
21-22 | クリスタルパレス | / | / | / |
20-21 | ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC | 32 | 2 | 2 |
19-20 | スウォンジーシティ | 21 | 0 | 7 |
19-20 | チャールトン・アスレティックFC | 26 | 6 | 4 |
代表
年代 | 試合数 | ゴール | アシスト |
U21イングランド | 9 | 1 | 2 |
U20〃 | 4 | / | / |
U19〃 | 9 | 1 | 0 |
U18〃 | 6 | / | / |
U17〃 | 4 | 0 | 0 |
コナー・ギャラガーとは
イギリスロンドン中心部エプソムでコナー・ギャラガー(コナー・ジョン・ギャラガー/Conor John Gallagher)育った。
地元のエプソムイーグルスに入団。(周辺地域の中では強豪のクラブ)
8歳のころチェルシーの下部組織に入団。
キャラガーの家族はチェルシーのコブハムトレーニングセンターから10分のところに住んでおり
また家族はチェルシーのファンでもあり加入することに戸惑いはなかった。
チェルシーアカデミーでも主力として活躍し順調にステップアップを果たし
16歳までは幅広いポジションを経験して結果的にMFの中心的な選手に成長した。
そんな中U17FIFAワールドカップイングランド代表に選出された。
メンバーの中にはチェルシーではグエーイ(クリスタルパレス)ハドソン・オドイ(チェルシー)その他クラブでは、スミスロウやフォーデン、サンチョなども選出されていた。
イングランド代表は優勝を果たしキャラガーも4試合に出場して貢献した。
2017/18シーズンはユースチームでコンスタントに出場。全試合に出場したFAユース杯では優勝を果たした。
トップチームでは、ヨーロッパリーグでチェルシーの「リストB」に名を連ね優勝メダルを獲得。
2018年の10月、2021年夏までの新契約をクラブと結んだ。
クラブでもUEFAユースリーグ決勝に進出やU23でも活躍が認められ
2019年チェルシーアカデミープレーヤーオブザイヤーを19歳で獲得。(20年ギルモア、18年ジェイムズ、17年 マウント、16年トモリなどが獲得)
その年チェルシーとさらに3年間の契約を結びチャールトン・アスレティックFC(イングランド2部)にローン移籍。
19-20シーズン8月には6試合で3ゴールをあげEFL月間最優秀選手賞に選ばれた。
ギャラガーは「これを受け取るのはとてもうれしいです。チャールトンでの最初の1か月は素晴らしいものでした。これ以上、本当に求めることはできません。」と語った。
EFL前半で26試合6ゴール4アシストを記録。
シーズン後半にはプレミアリーグのノリッジやバーンリーのレンタル移籍が噂されたが
スウォンジーシティにローン移籍が決まった。

スウォンジーでは21試合7アシストを記録。
チームは6位で惜しくもプレーオフに敗れたがEFL初挑戦となったが素晴らしいパフォーマンスを披露した。
移籍に関してギャラガーは「チェルシーは私がスウォンジーに行くのが最善だと思った。ここで選手としても人としても多くのことを成し遂げ、うまくいった。私にとって間違いなく良い働きだった」と語った。
2020年9月チェルシーと新たに5年契約を結び
20-21シーズンは、プレミアリーグ ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCにローン移籍。
プレミアリーグ初挑戦となった20歳MFは
公式戦32試合出場2ゴール2アシストを記録。
スラベンビリッチとサムアラダイスの両方のコーチの下で最も重要な選手の1人であり、1年間で驚異的な成長を見せたギャラガーは
プレミアリーグ ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFC「年間最優秀若手選手賞」を受賞。
21-22シーズンは、チェルシーでの活躍を期待され
トーマス・トゥヘルはギャラガーについて「成長が非常に印象的」と語り
そんな中、プレミアリーグのリーズ・ユナイテッド、ニューカッスル、クリスタルパレスなどが獲得に名乗りをあげ
チェルシーのプレーシーズンには帯同したものの
ローンでのクリスタルパレス移籍が決まった。
プレミアリーグ2シーズン目となるコナー・ギャラガーがどのような活躍を
パトリック・ヴィエラ監督の下新しく生まれ変わるクリスタルパレスで
披露してくれるのか期待したい。
プレースタイル
ギャラガーのプレースタイルは、本人が語ってい「ボックス・トゥ・ボックスのポジションが最適なポジションです。守備的にも攻撃的にもプレーできます。」とオールラウンダーなMFとしてプレーできるのが1番の特徴。
オールラウンダーMF
キャラガーは10番ポジションを得意にしていたプレイヤーでチャンスメイクだけでなくゴールも狙える選手であり、ファイナルサードでのスキルの高さが目立つ選手だったが
MFとして攻撃、守備両方の貢献ができる選手に成長。
20-21シーズンのヒートマップだが中央全体に位置することが多く
ボックス・トゥ・ボックスの選手だということがわかる。

守備力

ギャラガーは90分間当たり平均9.6回のデュエルで勝率57%を誇り
デュエルの数ではプレミアリーグで8人しか上回っておらず
勝利数もギャラガーと同じデュエル数での勝利数は6人のみ
このデータを見る限り21歳のプレミアリーグ初挑戦でのこのパフォーマンスはとても印象的にうつる。
キャラガーのデュエル数が多い要素として守備の仕方にあり
基本的にはボールホルダーと距離を積極的に詰めスペースをなくす守備をおこなっている。
対人の相手がフィジカル面で上回っていても腕や身体をうまく使い、ボールを勝ち取るための十分な機会を作り出している。
守備に関しては忍耐強く積極的なプレーが光る印象。
課題
ギャラガーの課題としては数字の面が1番だと考える。
20-21シーズンプレミアリーグリーグ戦30試合出場2ゴール2アシストを記録。
チェルシー復帰を目指す選手としては物足りない部分である

90分あたりの期待値は
ゴール期待値(xG)1.54
アシスト期待値(xA)1.42
参考までにチェルシーのMF陣では
ジョルジーニョ ゴール期待値6.97 アシスト期待値1.95
マウント ゴール期待値6.88 アシスト期待値9.85
カンテ ゴール期待値0.70 アシスト期待値1.21
勿論データ上での比較でありチームとしての差は大きいが
プレミアリーグ2シーズン目でのプレーは
数字を追い求められると考えられる。
総括
チェルシーアカデミーの宝石「コナー・ギャラガー」
選手として順調にステップアップを果たし
プレミアリーグでも存在感を放つ21歳イングランド人MF
次のブレイク候補間違いない
クリスタルパレスの若者を注目して観てもらいたい