オランダリーグ・エールディヴィジ前半戦得点ランキング
Embed from Getty Imagesヨーロッパでは若手の登竜門として名高いオランダリーグエールディヴィジ。
アヤックスやPSVを筆頭に、チャンピオンズリーグやヨーロッパの国際舞台で上位進出を果たすなど5大リーグと比べても遜色ないレベルを擁している。
だが、どのクラブも育成に力を入れており育てた選手を高額で売るスタンスを貫いている。
そんなエールディヴィジから次世代のスター候補・5大リーグに最も近い選手達・一世を風靡した選手。
ウインターブレイクでの中断期間(前半戦)までの得点ランキングベスト5をご紹介。
ウインターブレイク時点での得点ランキングベスト5
5位 リッキー・ファン・ウォルフスウィンケル(FCトゥエンテ)8得点
Embed from Getty Images5位 FCトゥエンテ所属 リッキー・ファン・ウォルフスウィンケル 32歳
4年ぶりに母国に帰ってきた元オランダ代表MFはチームの得点ランキングトップに立つ8ゴール決め中心的な役割を担っている。
ユトレヒト、スポルティングで160試合80ゴールを決め、13-14シーズンからプレミアリーグのノリッジに移籍。
当時のマンチェスターユナイテッド所属ファンペルシーもノリッジに推薦するなど期待を感じさせたが、 史上最悪の移籍とメディアが取り上げるほどのプレーで 25試合で1ゴールと不発に終わるなど不完全燃焼で降格。
次の年からローンを繰り返しようやく母国にて輝きを取り戻している32歳の活躍はどこまで続くのか見物である。
5位 イェスパー・カールション(AZアルクマール)8得点
Embed from Getty Images5位 AZアルクマール所属 イェスパー・カールション 8得点 23歳
現在5位に位置しているAZアルクマールを牽引するイェスパー・カールション
スウェーデン代表の23歳は 20-21シーズンに加入してからすぐ結果を残し11ゴールを決め、21-22シーズンもここまで8ゴールを決めている。
主に左サイドを主戦場としてPK、FK、CKのキッカーを務めキックの精度も抜群であり、個でも打開できる足技やカットインからのシュートやクロスなども一級品。
2021年12月に契約延長を果たしたイェスパー・カールションだが 5大リーグで活躍できる逸材であることは間違いない。
3位 ロイス・オペンダ(フィテッセ)10得点
Embed from Getty Images3位 フィテッセ所属 ロイス・オペンダ 10得点 21歳
ベルギーアンダー代表FW ロイス・オペンダ
クラブブルッヘからローンでフィテッセに移籍して2シーズン目。
20-21はリーグ戦2桁に乗せる10ゴール、21-22はそれを超えるペースでウインターブレイクで10ゴールを記録。
カンファレンスリーグ突破にも貢献するなど国際舞台でも活躍する21歳
主にCFとしてプレーするが身長は1メートル75cmと高くはないが、アジリティとポジショニングで背後を取るなど一瞬の動きで得点を奪うストライカー。
今後はレンタル元に戻るのか移籍するのかベルギーのストライカーはどのように決断するのか楽しみではある。
3位 フース・ティル(フェイエノールト)10点
Embed from Getty Images3位 フェイエノールト所属 フース・ティル 10得点 24歳
オランダ代表MFフース・ティルは、AZでデビューを果たし現在はスパルタクモスクワ所属。
ドイツのフライブルクに20-21シーズンはローンでプレーしており、21-22はフェイエノールトで輝かしいプレーを見せている。
主なポジションはトップ下、1メートル86cmと大柄ながら足元もうまくヘディングも強い。またストライカーでのプレーもでき万能型長身攻撃的MF。
リーグ戦で10ゴール、カンファレンスリーグでも6試合6ゴールと活躍。
移籍の噂ではエバートンが強く関心を示していると報道、だがその他にもプレミアリーグのウェストハムやウルブスなども興味を示しているなど5大リーグに降り立つのも時間の問題であることは間違いない。
2位 ブライアン・リンセン(フェイエノールト)11点
Embed from Getty Images2位 フェイエノールト所属 ブライアン・リンセン 11得点 31歳
エールディヴィジ一筋 FWブライアン・リンセン
08-09シーズンフォルトゥナ・シッタートでキャリアをスタートしてからVVVフェンロ、ヘラクレス・アルメロ、フローニンゲン、フィテッセなどでプレー。
エールディヴィジで100ゴール以上を記録するなど代表歴はないが、国内では名の知れた選手。
主にWGとしてプレー、身長は170cmと小柄ながらパスやセカンドボールの反応が早く、相手のミスも見逃さない選手。
エールディヴィジのベテランは得点王を取ることができるのか見物である。
1位 セバスティアン・ハラー(アヤックス)12得点
Embed from Getty Images1位 アヤックス所属 セバスティアン・ハラー 12得点 27歳
今サッカー界を賑わせている選手の一人コートジボワール代表セバスティアン・ハラー
ドイツ・フランクフルトで頭角を現し、ウェストハムに移籍したが期待されるような結果を残せず、20-21シーズン冬にアヤックスに移籍。
21-22シーズンはエールディヴィジ得点ランキングトップ、一番の衝撃はCLデビューシーズンながら6試合で10ゴールを決め、サラーやレヴァンドフスキを抑えてトップに立っている。
オランダの地で復活を果たした長身ストライカーの活躍は年明け以降目が離せない。