選手紹介

ハキム・ジィエフとは

今節からチェルシーに加入したモロッコ代表のMFハキム・ジィエフ。彼の解説について紹介したいと思う。

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子供時代

ハキム・ジィエフは1993年3月19日にオランダのドロンテンで生まれた。彼はモロッコ人の母とオランダ人の父親から生まれた9人兄弟の末っ子として育つ。

ジィエフの家族は決して貧しい家庭ではなく、サッカーをしたり学校に行ったりと生活の面では不自由ない生活を送っていた。

ジィエフが5歳の時、当時優秀だった兄たちと一緒にストリートでサッカーを始めたことがきっかけでした。

ですがジィエフが10歳になるころに父親が亡くなってしまいます。その影響で家族は生活が困難になり非常に衝撃的な出来事。

サッカーキャリア

ジィエフはショックを抱えていたが、最終的に克服しサッカーに打ち込む。そこで14歳のころSCヘーレンフェーンの下部組織に入団しサッカーキャリアをスタートしました。

SCヘーレンフェーンでのキャリアは、順調とはいかなった。ジィエフはチームメイトやコーチに無礼な態度をとったり、練習を休んだりしてしまい悪い方向へと進んでしまいます。ですがアジズ・ダウファイカーが彼のためにチームに嘆願しました。そのことがきっかけでジィエフは真面目に取り組みます。このことがなければジィエフのキャリアは終わっていたのかも知れない、それくらい大きな出来事だった。

アジズ・ダウファイカーとはエールディビジの歴史の中で最初のモロッコ人プレーヤーであり、ジィエフと彼との関係は、ヘーレンフェーンで活動する前から彼のことを指導していた。

アジズ・ダウファイカーの介入と優れた助言により、ジィエフは2012年8月のNECナイメーレン戦でデビューを飾る。

翌シーズンでは主力に抜擢され公式戦36試合出場を果たし11ゴール9アシストと大活躍を果たす。

その活躍もあり、多くのクラブからオファーをもらったがFCトゥエンテと契約。ここでも彼は輝かしい成績を残し68試合30ゴール27アシストと2年間在籍したトゥエンテで活躍した。2016年オランダのビッククラブアヤックスへと入団し、オランダサッカー、ヨーロッパリーグ、チャンピオンズリーグでの素晴らしいキャリアを歩み2020年チェルシーに渡った。

プレースタイル

ジィエフのポジションはMFのレフティー、若かりし頃は10番ポジションをやっていたがアヤックス時代からはウイング起用もされている。ジィエフの特徴として何といっても左足から繰り出される正確なパス。長短のどちらも正確にパスが出せるのが一番の魅力。また広い視野から繰り出されるスールパスやインテリジェンス、アイデアなどは世界トップレベルだと感じる。チェルシーでのポジションはウイングだが純粋のウイングではない。偽のウイングとでも言ったほうがよろしいのか。開始はウイングでのポジションではあるが中央や逆サイドにポジションを移すなど様々なプレーエリアで試合中はプレーする。中央ではチャンスメイクやゲームの組み立てなど、サイドからは中に切り込んでシュートを放つなど多彩な攻撃ができることも魅力だ。昨季のチェルシーは個人技での攻撃が多く攻めあぐねるシーンも多く見られたため、正に欲しい選手が獲得できたと思う。

最後に

ジィエフの歴史とプレーについて話しましたが彼にはあまり知られていないことがあります。

まず一つはドロンテンスのSOEPプロジェクト大使であること。このプロジェクトは、問題を抱えた若者を支援し生活を改善する活動を行っている団体でありサッカー以外でも生まれた故郷のための活動をしている。

ジィエフの両親はイスラム教のため彼も熱心な信者であるため1日5回お祈りを捧げている。また

イスラム教はラマダン期間があるため試合中に栄養食をとるなどしている。

いかかでしょうか、チェルシーは今年大型補強もあり上位に位置し優勝争いを望める位置にいるがやはりジィエフの活躍がカギになると思いますので、皆さんもジィエフのプレーを注目してみていただきたいと思います。

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