試合戦術解説

【英雄の復帰戦】プレミアリーグ第4節マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル マッチレビュー

マンチェスターユナイテッド ニューカッスル

プレミアリーグ第4節マンチェスター・ユナイテッド対ニューカッスル・ユナイテッドは、4-1でマンチェスター・ユナイテッドが勝利を飾った1戦を戦術解説、マッチレビュー

代表ウィークが空けリーグ戦再開となったプレミアリーグ

赤い悪魔に戻ってきたC・ロナウド

全世界のサッカーファンが気になる一戦は

4-1でマンチェスター・ユナイテッドの完勝

ロナウドも2ゴールと衰えを感じさせないプレーを披露

新たな武器を手にしたマンチェスター・Uはどのように戦ったのか?

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圧倒的にスタッツを支配したが・・・

マンチェスター・U4-1ニューカッスル
21シュート12
枠内シュート
65%支配率35%
644パス365
90%パス成功率81%
ファウル
オフサイド
コーナーキック

試合(スタッツ)はホームマンチェスターUが圧倒的に支配した。

スタッツに現れる通りシュート、パス、コーナーキックなど攻守両面において倍以上の数字を記録。

しかし、ニューカッスルにシュート12本も打たれてしまい1失点。

試合の流れは悪くなかったが、時々サン=マクシマンやアルミロンなど縦に推進力もあり個人で打開できる選手に対しての対応が不用意になってしまい、シュートまでいかれてしまうシーンも多く見られた。

結果を見れば4-1というスコアは、1節のリーズ戦以来の複数得点となった。

個人採点

マンチェスター・ユナイテッド:デ・ヘア(6)、ワン・ビサカ(6)、ヴァラン(6)、マグワイア(6)、ショー(7)、マティッチ(6)、ポグバ(7)、フェルナンデス(8)、グリーンウッド(7) 、ロナウド(8)、サンチョ(6)

交代:リンガード(7)、マルシャル(/)、ファンデベーク(/)

ニューカッスル:ウッドマン(4)、マンキージョ(7)、ヘイデン(6)、ラッセルズ(6)、クラーク(6)、リッチー(6)、ロングスタッフ(6)、ウィロック(7)、アルミロン(7)、ジョエリントン(6)、サンマクシマン(7)

交代:マーフィー(6)、ルイス(n / a)、ヘンドリック(n / a)

MOM:クリスティアーノロナウド

引用元: skysports

フォーメーション

両チームスタメン!
前節から2人変え、ボランチにマティッチ、ワントップにはC・ロナウドが即先発を果たした。

引かれた相手への対応

ニューカッスルは、5-4-1の守備ブロックを引きユナイテッドに対抗。またラインも低く保たれており中盤とDFラインのコンパクトさが目立った。

ニューカッスルとしては、裏のケア+中央自由にさせないフォーメーションをとった。

ユナイテッドは、これを崩すべくピッチを大きく使いCB2枚以外ほぼアタッキングサードに位置をとり相手の陣形を崩そうと試みた。

ポグバ、マティッチ、降りてきたブルーノを中心にボールを回しチャンスを伺う。

ユナイテッドの最初の狙いとしては、やはり背後が第一選択。

ポグバからブルーノのホットラインは実証済みだが、新たなターゲットマンとしてロナウドが入ったことにより選択肢の幅が増えた。

実際背後をとり惜しいシーンもあったが、ニューカッスル守備陣のラインが低く、DFとGKとのスペースが狭くシュートまでいくのには難しい。

裏を狙うのは厳しくなってくると今度は中央からサイドに攻撃をシフト。サンチョ、グリーンウッド、ワンビサカ、ショーなどがサイドからクロスやドリブルを仕掛けるがラッセルズやクラークなどの集中した守備によりなかなか崩せない。

カウンターの対応

ユナイテッドが警戒すべきカウンター。ニューカッスルもサン=マクシマン1人を残して守備をしているため守備に重きを置いているが、やはり怖いのは個人での突破。

変幻自在のドリブラーサン=マクシマンと圧倒的な走力と縦への推進力があるアルミロンこの2人だけで攻撃を完結してしまうニューカッスル。

前節のウルブス戦同様またもカウンターで危ないシーンを作られた。

このシーンでは中盤のアルミロンがロナウドのボールロストを見逃さず奪い、カウンター。

ポグバはかわされマティッチも高い位置をとっており必然的に2対2の同数となってしまった。

攻撃時のSBの位置とダブルボランチの関係性、リスク管理に課題が残った。

THEストライカー

引いた相手に対しての裏狙いからサイド攻撃そしてミドルシュート。

遠くから打てる選手が数多くいるユナイテッドにファイナルサードまでは、リトリート気味でつめるニューカッスル。

ここでようやく実が結ぶ。

パンチ力のあるグリーンウッドがカットインから強引にシュート、ディフレクションでGKがはじいたボールをロナウドが詰めゴール。

古巣に戻ってきた初戦でゴールを決めた。

ここで注目したいのは、ハンブルしたボールに対しての反応、ゴールの貪欲さとポジショニング

今までになかった本物のストライカーを手に入れた瞬間となった。

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怪物ポルトガルコンビ

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マンチェスター・ユナイテッドのポルトガルコンビは今後も脅威となること間違いないと思わせるプレーぶり。

個人のスタッツを見ても

クリスティアーノ・ロナウド

  • ゴール 2
  • シュート 6
  • ボールタッチ 63
  • パス 45
  • パス成功率 86%

ブルーノ・フェルナンデス

  • ゴール 1
  • シュート 5
  • ボールタッチ 76 
  • パス 58 
  • パス成功率 82% 

前線4人の中ではこのポルトガルコンビが1,2位を記録。

代表では連携がうまくできずに思うような結果を残せていないが、このパフォーマンスを見ると期待せざる負えない。

C・ロナウドは、降りてきてボールを受けたり、サイドに流れたりと裏抜けのタイプではなくカバーニとはまた違うタイプのストライカーともあり、対戦相手によってどのような組み合わせになるのかも楽しみなところとなった。

コメント

クリスティアーノ・ロナウド「信じられないよ。キックオフ時にはとても緊張していたんだ。試合中に僕のチャントを歌ってくれると思わなかったからね。表には出していなかったと思うけど、本当に緊張していたんだ」と感情が高ぶっていたことを明かしつつ、喜びを爆発させている。

スールシャール「彼は進化した。以前にこのチームを退団したときとは異なるタイプの選手になったが、容赦なく、冷静な点取り屋であるのに変わりない。何年もかけて、ここにいたときよりもはるかに優秀なフットボーラーに成長したんだ」

ブルーノ・フェルナンデス「パーフェクトとみている。失点しなければ本当に完璧なパフォーマンスだった。」

ニューカッスル監督ブルース「正真正銘のスーパースターがいるとすれば、それは彼だ。彼がやってきたこと、成し遂げたことを今日も目の当たりにした。別格だ」

まとめ

やはり役者は決めるそういった試合となった一戦だと感じた。

4-1と点数的には圧倒していたが、内容を見ると改善点が初戦から変わらず、守備の面での不安が残るが攻撃面では4得点と文句なしの結果。

ここから始まるCLとともに日程も厳しくなる中、どのような戦術的改善とベンチワークの厚さを作れるかがカギになる。

今回の途中交代で入ったリンガードやファンデベークなど期待したい選手は多いいが、スールシャールが過密日程のなか、どのような人選をするのかも期待したい。

次節

CL第1節ヤングボーイズ

リーグ戦5節はウェストハム

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