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【ダービーマッチ(derby matches)特集】プレミアリーグ編 

プレミアリーグ ダービーマッチ

サポーターにとっては、優勝争い、降格や残留の決まる試合などとは別に1番の熱狂的かつ負けられない戦いが存在する。それが「ダービーマッチ」。

回はダービーマッチとは何か?どのクラブ同士がライバル関係になっているのかなぜライバル関係になってしまったのかなど、プレミアリーグに在籍しているクラブのダービーマッチをご紹介。※21-22シーズンプレミアリーグ在籍クラブ

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ダービーマッチとは何か?

ダービーマッチとは一言で表すと「ライバル同士の試合」。

基本的にダービーマッチとは、地理的関係から同じ地域にクラブを持つチーム同士に敵対心が芽生えたり、歴史的な背景や民族、貧富の差など社会的な対立によることもあり、それぞれの国でダービーマッチが生まれた定義は異なる。

イングランド地図

イングランド 地図
イギリス 地図

イングランドでは、民族や貧富の差、歴史的な背景は少なく、主に地理的要因が多いためどのクラブがどの地域に属しているかでライバル関係がわかる。

マンチェスター・ダービー

The Manchester Derby
引用元 houstonpublicmedia

イングランド北西部にあるマンチェスターに本拠地としている、マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティのダービーマッチ。

お互いの距離は約4マイル(6.4キロ)間にある。

この両チームの歴史は深く、最初の試合は1881年に行われた。

今でこそBIG6の仲間入りを果たし、プレミアリーグの強豪に成長したが、2008年アブダビグループに買収されるまでは、中下位をさ迷っていたため

ユナイテッドはのファンは、マンチェスターダービーよりも、リヴァプールとのノースウェストダービーの方が大事なゲームという認識があった。

近年では、両チームとも優勝争いする場面での試合が多く、盛り上がりを見せている。

マンチェスターダービー得点王は、マンチェスターユナイテッド ウェイン・ルーニー 11得点

マージーサイド・ダービー

 Merseyside derbies
引用元 khelnow

イングランド北西部マージーサイド州のにあるリヴァプール市に本拠内を置く、エヴァートンとリヴァプールのダービーマッチ。

お互いの本拠地は1マイル(1.6キロ)弱しかなくとても距離が近い。

プレミアリーグで最も続いているダービーであり両チームとも、プレミアリーグ発足してから降格を経験していないため、1962から63シーズン以降ずっと継続されている。

ダービーとしては珍しく「フレンドリーダービー」と言われていることがあり、サポーターが隣同士で応援することなどもあった。

だが1980年代半ば以降、フィールド内外で競争が激化し、プレミアリーグ創設以来、他のゲームよりも多くのレッドカードを与えられたこともあり、近年では「プレミアリーグで最も危険なダービー」と言われている。

マージーサイドダービー最多得点は、リヴァプール イアン・ラッシュ 25得点

ノースウェスト・ダービー

haischlib #ノースウエストダービー ar Twitter

日本ではノースウェストダービーと言われ、マンチェスター・ユナイテッド対リヴァプールの試合。

イングランドのナショナルダービーとも言われている。

両クラブの関係は産業革命に存在していたといわれている。

当時、マンチェスターは優れた技術を用いた工業都市として有名であり、一方でリヴァプールは重要度の高い港湾都市として有名であった。「マンチェスターが作り、リヴァプールが売る」という言葉が流行ったように、両都市は互いに共存関係にあり、イングランド北西部の盟主の座を互いに競い合っていた。

また、ユナイテッドとリヴァプールはそれぞれ50以上の主要なタイトルを獲得し、自らがイングランドサッカー界最高のクラブであるとアピールしている。

ピッチ上での熱気ある試合同様に、両クラブは収入やサポーター数の観点からも世界最高のクラブの一つであるとされている

ノース・ロンドン・ダービー

 Arsenal vs Tottenham – North London Derby –
引用元 goolfm

イングランドの首都ロンドン北部を本拠地とする2つのクラブ、アーセナルFCとトッテナム・ホットスパーのダービーマッチ。

お互いの本拠地は、約4マイル(6.4キロ)の距離に位置している。

ノースロンドンダービーは、世界で最も激しいダービーの1つであると多くの方に語られている。

両者の対決は、1887年までさかのぼるが、その時は友好的であり敵対心はなかったが

1913年ロンドン南東部に本拠地を構えていたアーセナルだが、北部に移動してトッテナムとわずか4マイルの距離に本拠地を建設したため、自然と隣接同士で競争が芽生えライバル関係になった。

両クラブ間での移籍は「禁断の移籍」扱いを受けることが多く、当時のキャプテンソル・キャンベル01-02シーズントッテナムからアーセナルにフリー移籍したことにより、「裏切り者」と呼んで非難されて以降、これまでの歴史で両クラブに在籍した選手は少ない。

ノースロンドンダービー 最多得点 トッテナム ハリー・ケイン 11得点 

ウェスト・ロンドン・ダービー

England (1st WEST LONDON DERBY), Brentford F.C., Chelsea F.C., Fulham  F.C., Queens Park Rangers F.C
引用元 pinterest

ロンドン西部に位置する、チェルシー、ブレントフォード、フラム、QPRの4チームのダービーマッチ。

このダービーマッチは、イギリス国内でも人気がないため、あまり目立つことはない。

その理由は、プレミアリーグで試合をする機会が少ないため。

4チームプレミアリーグに揃ったことはなく、11-12シーズンは、チェルシー、フラム、QPRが揃って以降なかなか対戦がないためあまり目にかかる機会は少ないダービー。

ビック・ロンドン・ダービー

Arsenal-Chelsea
引用元 dailymercato

ロンドンを本拠地にしたアーセナルとチェルシーのダービーマッチ。

1907年にスタンフォード・ブリッジで初対戦が行われた。

このダービーの名称ビック・ロンドン・ダービーだが、日本だけの言葉であり、現地ではあくまでもロンドンダービーの1つでしかなく、クラブの最大ライバルではないが、近年アーセナルとチェルシーのライバル意識は高まり、多くの観客を集め注目を浴びている試合。

M23ダービー

Rivals all set for the latest M23 derby | Sportslens.com
引用元 sportslens

ロンドン南部に位置するクリスタルパレスとイギリス南東部のブライトンダービーマッチ通称M23(A23)ダービー。

両チームの本拠地は、今までのチームと違い37マイル(約60キロ)もの距離を擁している。

何故ライバル関係になってしまったというとロンドンとブライトンを結ぶ高速道路M23が由来と言われている。

1940年代から50年にかけてライバル関係となり主に2、3部を主戦場にしていた。

18-19シーズンにようやくプレミアリーグで初対戦を行い、その結果クリスタルパレスが6人逮捕されるなど激しいダービーとして語られている。

ウォータールーからブライトンへのサイクリングルートマップ

ローズ・ダービー

Roses Rivalry |As the Reds thrash Whites 6-2| #mufc #lufc #epl - YouTube

最古のダービーマッチと言われたマンチェスターユナイテッドとリーズ・ユナイテッドの試合。

由来としては15世紀のバラ戦争が発端と言われているが

遡ること1870年代まだマンチェスターユナイテッドがニュートン・ヒースLYRフットボールクラブの名で活動しており、ランカシャーとヨークシャーの歴史がダービーの引き金ともいわれている。

デイリー・テレグラフは「英国サッカーの最も激しい、そして説明のつかないライバル関係」と語っている。

まとめ

試合を観るうえでクラブの関係性や地理的な理解、歴史などを知ることで新たな発見ができたと思う。

またダービーの名前は知っているが位置は知らない方や初めて聞いたダービーマッチもあったと思いますが

これでもほんの少し。

プレミアリーグ以外でも2,3部と数多くのダービーマッチが存在しており、サポート同士の争いもあるが

こうしたダービーを知ることでより一層サッカー観戦を楽しめる一つの要素になれば嬉しく思う。

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