試合戦術解説

プレミアリーグ第10節エバートン対リーズ

プレミアリーグ第10節エバートン対リーズの一戦0-1でリーズが勝利を飾った。

では試合を振り返ってみましょう。

スタッツ

エバートン0-1リーズ
15シュート23
8枠内シュート6
41%支配率59%
391パス542
78%パス成功率83%
2オフサイド6

フォーメーション

エアバートンが前節と変わらず3-4-3、リーズも変わらず4-1-4-1の布陣でスタート。

試合前にはマラドーナに向けての黙とうがささげられた。

前半開始からお互い前から激しくプレスをかけていく展開でスタート。  

狙われたサイドのスペース

リーズは両サイドのハフィーニャ、ハリソンを中心に攻めていく、エバートンはイウォビとホルゲイトの間のスペース反対のデイビスとゴッドフリーの間をリーズの両翼に前半使われることが多く見られた。

もともとトムデイビスは中央の選手でパスや足元に定評がある、またイウォビはサイドの選手だが突破力に定評があるがお互い守備に関しては微妙なところがある。

そのため攻撃時にエバートンの両サイドが上がった時のスペースを使われシュートまでいかれてしまう時間が増え危ないシーンが続いた。

やはりコールマンとディーニの両サイドバッグの主力不在が大きく響いた。

3バック

エバートンは2試合連続での3バック。今回はミナに変えホルゲイトが入ったがやはり攻め込まれる時間帯が前後半ともに多く,シュートも多く打たれた。

まずはカバーリングの問題。3センターの両脇ホルゲイトとゴッドフリーが上がった時のスペースの対応やポジショニングの位置などまだまだ未完成な部分が多いため連係不足が目立ちマークのずれなどが多く見られたり,プレスがかからなかったりしてしまうことが多くなりリーズがシュートで終わる場面や中盤でボールを保持されることが多く見られた。

シュートだけでも合計23本も打たれたためいかに守備が甘かったかがわかる。

またビルドアップに定評があるキーンがリーズのプレッシャーにより自由にボールを保持する時間が少なく前線に効果的なボールを供給することができずにいたがDFライン全体にいえることだが・・・

エバートン攻撃陣

守備に関してはあまりいい印象がなかったエバートンだが攻撃に関してはまずまずの評価。

まず最初の決定機は6分トムデイビスのグランダーのクロスからドゥクレがシュートを放つがキーパーにはじかれる。

23分にはイウォビのサイド突破からリシャルリソンにパスを出し、リシャルリソンのクロスからハメスがコントロールしシュートを放つがオフサイドの判定、だがネットを揺らした。

39分にはハメスのフリーキックからホルゲイトがボレーシュート、惜しくもキーパーに阻まれゴールはならなかった。

43分ハメスのコーナーからリシャルリソンのヘッドでゴールを決めたが、ゴッドフリーがキーパーのブラインドとなりオフサイド判定。

60分にはアランのハーフラインからのドリブルからシュートなど

決定機は多く作り出してはいたがゴールまでには至らなかった。

またオフサイドにはなったが2つもゴールネットを揺らした攻撃陣に対しては悪くない印象となった。

リーズ

リーズとしては前後半ともにすばらしいスタートを切りプレスもはまり多くのシュートを放つことができた。

攻撃はフィリップスを中心に組み立て両サイドにボールを供給することやバンフォードに縦パスを送るなど攻撃に多く貢献した。

実際この試合のMOMに選ばれ文句なしの圧巻のパフォーマンス。

だったが結果的には0-1。23本ものシュートを放つが1点という物足りなさも見られた。

だが今回の試合ではハフィーニャの活躍も忘れてはならない

この選手はマッチアップしていたイウォビやホルゲイトなどの守備陣に対して個人技で突破したり、ポジショニングを変えたりしてチャンスメイクなど数多くのチャンスを生み出した一人であり、決勝点を挙げたのもこのハフィーニャである。ハフィーニャ自身はプレミアリーグ初ゴールをあげた。

リーズのトップスコアラーのバンフォードも多くのシュートを放ち、またゴールネットも揺らしたがオフサイド判定となりゴールには至らなかった。

ゴールキーパー

今回の試合では両チームともに多くのシュートを放つとてもオープンな展開の試合となったがおそらく試合が0-1で終わることができたのは両チームのゴールキーパーの活躍なしには語れない。

多くのシュート特にエバートンは枠内8本と多くのシュートを枠にはなったのにもかかわらずゴールを割らせなかったメリエのセービングの高さに驚いた。まだ若干20歳のフランス人守護神今後どうなっていくかが面白い選手。

エバートン守護神のピックフォードも23本ものシュートを打たれるが集中して惜しくも失点はしてしまったが流石というプレーをこの試合は見せてくれた。

総括

今回の試合は攻撃的なチーム同士の対決ともあってとても多くのシュートを放つ展開にはなったものの結果0-1。両チームとも最後のところの精度の向上がカギになってくる。ともにチームトップスコアラーのバンフォードやキャルバート・ルーウィンが不発の場合のスコアラーがもう一人両チームとも欲しいところだ。

守備陣もシュートを多く打たれたりペナルティーエリアに侵入させられることが多く見られたことやプレスがうまくかかりきらないなど比較的攻撃陣に自由にやらせてしまったことが反省点。

今後この守備陣がどのように両チーム変わっていくかが楽しみである。

今節のシーン

エバートンはディーニ、コールマンが不在のため3バックの形が今後増えてくると思うので、次節は守備組織がどのようになっていくかが注目となってくると思う。

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