試合戦術解説

UEFAネーションズカップ       スペイン対ドイツ

スペイン対ドイツの一戦、スコア6-0。

衝撃過ぎましたね。何が起きたのかと、

試合の感想としては、一方的に虐殺されているような試合。とても見てて悲しくなるような試合でした。

フォーメーション

スペインは4-1-4-1、ドイツは4-3-3のフォーメーションでスタート。スペインは開始から積極的にプレスをかけていき、後方で回すドイツの選手たちに時間を与えずDFラインやGKまでにも積極的にプレスをかけ自由な時間を与えずに開始された。対するドイツは、プレスに圧倒され後方で回すもロングボールを蹴らされる形になりなかなかボールを保持できない時間が進んでいく、ですがドイツも少しずつクロースやギュンドアンを中心にパスを回していき両ウイングのヴェルナーやザネに供給しチャンスをうかがう。

前半10分にカナレスが負傷交代、代わりにファビアンルイスが入ったことにより状況が傾き始める。

前半16分ファビアンルイスのコーナキックから大外にいたモラタがヘディングシュートこれが決まり先制はスペイン。ドイツとしてはマークミスからの失点。大外にいるモラタをフリーにさせてしまいゾーンでコーナーを守って中には人が多くいたが大外には目を向けられずにフリーでシュートをさせてしまった。

先制されたドイツは前からプレスをかけ始めるがロドリ、コケ、ファビアンルイスの中盤とラモス、パウトーレスDFラインのパス交換によりなかなか取りどころが見つからない。またFWのモラタが後ろに下がったり、サイドに流れてパスを受けたりするためDFとしてはとてもマークしずらい存在。

前半33分追加点ファビアンルイスが中央でボールを持ちモラタに楔のパスを入れサイドに張っていたコケに渡りクロスをあげオルモがヘディングシュート惜しくもバーにはじかれるがこぼれ球に反応したフェラントーレスがゴールを決めた。ドイツとしてはまたしてもマークミスでの失点。

続いて38分またもコーナキックからの失点。ファビアンルイスからのコーナーをロドリが合わせ3点目、

42分にはラモスが負傷でエリックガルシアが入る。

ここで前半終了。前半は3-0スペインが圧倒的に支配して終了。

前半感想

スペインとしては理想的な前半、全てにおいてドイツにないもさせなかった。試合開始、前からプレスをかけGKにロングボールを蹴らせボールを回収、そこからDFライン中盤とボールを回していく、ドイツもプレスをかけてくるがパスでかわされたりまた2人でプレスに来るも個人技でかわし一気に攻めあがるなど攻守両面で勝ち続けた。また中盤の3人(ロドリ、コケ、ファビアンルイス)のパスワークとポジショニングが素晴らしくこの3人が柔軟にポジションチェンジを行いパス交換を行うためドイツはパスの取りどころが見つからずまたマークのずれが生じてしまった、そこで両サイドのダニオルモやフェラントーレスがサイドに張り続けDFのスペースを狙いまたこちらも頻繁にポジションを入れ替え攻撃を行っていた。前半一番良かったと思うモラタ。モラタは後方に下がったり、サイドに流れたりと様々なところに顔をだしパスを受けていた。モラタがパスをもらう動きをするため中盤、サイドと数的優位を作ることができ、またキープができるためDFがつり出されるためそこの空いたスペースをフェルナンデス、オルモが走りこむ、パスもコケやファビアンルイスが正確なパスを供給するためミスがなくスムーズな攻撃を繰り返し行うことが可能になった。

ドイツとしては何も機能せず中盤のライン、DFラインが崩壊、マークもずれスペインに一方的にやられる展開、誰一人いいところが見つからず、しいて言うならノイアーでなければ3失点では前半は収まらなかったかなと。それぐらい酷い前半内容だった。またコーナキックで二失点とセットプレーでのマークミスも目立つ印象となった前半。

後半

後半ドイツはズーレに変わりターを投入、三点ビハインドのドイツは前がかりに攻める。スペインのDFライン、GKにプレスをかけていき中盤、サイドバックまでもが高い位置でのプレスをかけていく。CB二枚とギュンドアンかクロースを残し残りは攻撃に参加する形を後半ドイツはとっていった。

スペインは前半ほどプレス強度は高くないがDFライン、GKまでコースを切るようなプレッシング。

55分スペインが追加点をあげる。パウトーレスのフィードからサイドのオルモへわたりファビアンルイスに送る、対応してきたターの裏を取ったガヤがペナルティーエリアに侵入し中にいるフェラントーレスがシュートしネットを揺らした。

ドイツとしては後半巻き返すために前線に人を費やしたがスペインにそこのスペースを使われてしまい、追加点を献上された。

ここからはドイツもモチべーションが低下してしまったのか前線と守備の間がぽっかり空いてしまい中盤を自由に使われてしまう。

61分ザネに変わりヴァルトシュミット、ゴレツカに変わりノイハウスを投入。

スペインはピッチを大きく使いボールを回しチャンスをうかがう

71分またもやスペインが追加点。モラタの縦パスからファビアンルイスにわたり中にいるフェラントーレスがダイレクトで合わせゴール。五点目

73分モラタ、オルモ、フェルナンデスに変わりオヤルサバル、モレノ、アセンシオが入る。

76分にはヴェルナーに代わりヒンリンスが入る。

77分にはハーフラインからニャブリがドリブル突破しシュート、惜しくもクロスバーに当たりゴールとはならなかったがようやく惜しいシュート、がみられたドイツ。

80分以降はスペインがテンポをさげゆっくりとボールを回していく。

89分ロドリが中央でボールを保持しサイドのガヤにパスを送り、ガヤがそのままタッチラインまで切り込み中にグランダーのクロス、中にいたオヤルサバルが合わせ6点目。

そのまま試合が終わり6-0の大勝をスペインが収めた。

後半感想

後半最初はドイツも点を取り返そうと前線に人数をかけたが結果として空いたスペースを使われ開始早々に失点してしまい、そこでゲームは終了してしまった。ドイツはスペインを前に何もできずにまたスペインとしては交代もはまりすべてがうまくことが進んだ。

やはりドイツとしてはストライカーの不足。主にCFのポジションとDFラインの強化が急務である印象。

今後のドイツがどうなっていくのか見ものである。

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