サウサンプトンの主将 ベッカムを彷彿とさせるフリーキックの名手ジェームズ・ウォード・プラウズとは何者か
プロフィール
名前 | ジェームズ・ウォード・プラウズ |
国籍 | イングランド |
生年月日 | 1994年11月1日 |
年齢 | 26歳 |
身長 | 173cm |
体重 | 66キロ |
ポジション | MF |
利き足 | 右足 |
背番号 | 8 |
クラブ
シーズン | チーム | 試合数 | ゴール | アシスト |
20-21 | サウサンプトン | 31 | 8 | 5 |
19-20 | サウサンプトン | 44 | 5 | 3 |
18-19 | サウサンプトン | 29 | 7 | 0 |
17-18 | サウサンプトン | 33 | 4 | 3 |
16-17 | サウサンプトン | 37 | 4 | 4 |
15-16 | サウサンプトン | 36 | 2 | 4 |
14-15 | サウサンプトン | 30 | 1 | 6 |
13-14 | サウサンプトン | 39 | 0 | 2 |
12-13 | サウサンプトン | 19 | 0 | 0 |
11-12 | サウサンプトン | 3 | 1 | 0 |
代表
ナショナルチーム | 試合数 | ゴール |
イングランド | 6 | 1 |
イングランドU21 | 31 | 6 |
イングランドU20 | 7 | 1 |
イングランドU19 | 4 | ー |
イングランドU17 | 7 | ー |
ジェームズ・ウォード・プラウズとは
イギリスのポーツマスで生まれ、幼少期からすぐにボールを蹴り始めました。父親は、地元のクラブポーツマスの試合にウォードプラウズをよく連れていきました。このように、ウォードプラウズは、ポーツマスのファンとして育ち、シーズンチケットを持つくらいの熱狂的なサポーターとして育ちました。
8歳のころにサウサンプトン下部組織に加入して以来順調にキャリアアップ。
そして16歳の時FAカップクリスタルパレス戦でプロデビュー。コベントリーシティ戦では、プロ初ゴールを記録した。当時アンダー世代でも名をはせておりU17~U21までイングランド代表としてプレーしキャプテンを務めた。
そして翌年12-13シーズン、マンチェスターシティ戦でリーグ戦初出場を果たす。18歳の誕生日を迎えサウサンプトンと5年のプロ契約を結んだ。
サウサンプトンの活躍が認められ2017年、2018年FIFAワールドカップヨーロッパ予選イングランド代表として初招集された。
ウォードプラウズの評価を高めた、18-19シーズンのプレミアリーグマンチェスター・ユナイテッド戦とトッテナム戦での2試合連続直接FK弾を含む7ゴールを記録するなど、FKの名手として注目された。
2020年25歳の時にキャプテンに就任し新たに5年の2025年6月までの契約を結んだ。
自身が育ったクラブと長期契約を結んだウォード=プラウズは「僕の心にとても近いクラブであることは誰もが知っていると思う」とコメント。「僕はここで8歳からサッカーを始めて、ファーストチームに入りたいという目標があった。クラブの人とインフラが僕をフォローしてくれたので、クラブへの感謝はとても大きいです」とコメント。自身を育ててくれたクラブへの感謝を語った。
また、「彼らは僕にその目標に達するまで、全てのチャンスと救いの手を差し伸べてくれた。僕にとっても、これまでに僕の旅に出てきた全ての人に、恩返しをする1つのチャンスをもらった」と語り、この先の活躍を誓った。
2020ー21シーズン、ウォード=プラウズはサウサンプトンでプロ10シーズン目を迎え、チーム内の最長在籍選手。その才能からビッグクラブへの移籍のうわさも絶えないが、近年では少なくなった“ワン・クラブ・マン”としてセインツにとどまり続けるのか、注目していきたい。
監督、選手評価
ロナルド・クーマン
「ウォード=プラウズは素晴らしい選手だ。彼には『大きな未来が待っている』と話した。しかし、デイヴィッド・ベッカムと比較することは、あの少年に大きなプレッシャーを与えてしまうよ」とコメント。
現役時代、必殺のフリーキックから“牛殺し”の異名をとり、1991-92UEFAチャンピオンズカップ決勝戦では自らのフリーキックでバルセロナに初の欧州タイトルをもたらしたオランダを代表する名フリーキッカーが認めた逸材。
日本代表DF吉田麻也
「練習を見れば、プレミアリーグで最高のFKキッカーの一人であることが分かると思います」と賛辞。
ジョゼップ・グアルディオラ
「自分の人生で見てきたなかで最高のフリーキッカ―であるウォード=プラウズもいる。」と絶賛。
ロイ・ホジソン
イングランドの将来の計画の一部で大きなポテンシャルを持っているとコメント。
プレースタイル
プレースキック
ウォードプラウズのプレースタイルで1番の特徴でもあるプレースキック。
元イングランド代表デイヴィッド・ベッカム氏を彷彿とさせる正確無比のキックでFK、コーナーキックの場面で数々のチャンスを生み出している。
プレミアリーグでの通算FK得点数10。これは、クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・U)に1ゴール、ティエリ・アンリ(アーセナル)に2ゴール差まで迫った。このペースで決め続ければ、デヴィッド・ベッカムの18ゴールを超えることも可能なくらい、今現在最高のフリーキックの持ち主。
運動量とインテンシティ
ウォードプラウズは、プレースキックや長短のパス精度などが特徴な選手だが中盤(ボランチ)の選手だけのこともあり運動量やインテンシティの所でも圧倒的な技術と頭の良さが伺える。
運動量でいうと昨シーズン19-20シーズンの走行距離をみてみると、サウサンプトンは、20チーム中13位の4107.3kmの成績だったが、ウォードプラウズ個人で見るとプレミアリーグ全選手中1位の442.1㎞を記録。これは2位のデクラン・ライスの416.5kmを約30kmをも上回っている。
試合中でも相手の守備を脅かす3人目の動き出しや、正確な前線へのパスなど攻撃面での貢献はもちろんのこと守備での貢献も素晴らしく、相手のカウンター時のトランジションの速さや機器察知能力などの判断能力が高くピッチのどこにでもいるような感覚を感じられるほど運動量が豊富な選手。
またインテンシティの面でも身体はそんなに大きくなく、プレミアリーグ内では小柄な部類に入るが、タックルの成功率が6割、デュエルの勝利数も5割と圧倒的な勝率を誇っている。
課題
ウォードプラウズの欠点、それは空中戦。
プレミアリーグの屈強な選手の前にはやはり難しい面があるが、やはり173cmという高さでは不利な面が出てくる。しかしながらシーズン通しては、4割の勝率を誇っているため、そこまで悪い成績には見えないが中盤の守備においては不安が残る。
総評
8歳からサウサンプトンに所属しプロになり10シーズン目を迎え“ワン・クラブ・マン”としての地位を築きつつあるウォード=プラウズ。
昨今日本人にも知名度があるサウサンプトン。李忠成や吉田麻也、現在では南野拓実とプレミアリーグでは多くの日本人選手が所属していたクラブでもあり馴染みがあるクラブ。
その中でイングランド代表、サウサンプトン主将ジェームズ・マイケル・エドワード・ウォード=プラウズ(26歳)は、ぜひ覚えていただきたい選手であり、数多くの選手、監督が絶賛するフリーキックなどをぜひ見ていただき
これから彼はどのような選手になっていくかも注目していただきたいと思う。
DAZN
ウォードプラウズが所属しているサウサンプトンを視聴するにはDAZN。
プレミアリーグ、FA杯、コミュニティシールドを視聴できます。
他にも下記のものも見られるので興味ある方はぜひ登録して、サウサンプトンの活躍をご覧ください。
ラ・リーガ1部、コパデルレイ
セリエA、コッパ・イタリア
ドイツ DFBボカール
フランス リーグアン
ベルギーリーグ
ギリシャリーグ
スュペル・リグ
エールディビジを配信。
FA杯、コパデルレイ、セリエA、コッパ・イタリア DFBボカールリーグアン ベルギーリーグ ギリシャリーグ スュペル・リグ 一部試合のみ
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引用元 sportsbull