試合戦術解説

【信じられないスタート】チャンピオンズリーグ 第1節 グループF ヤングボーイズ×マンチェスターユナイテッド マッチレビュー

ヤングボーイズ マンチェスターユナイテッド

チャンピオンズリーググループF第1節ヤングボーイズ対マンチェスターユナイテッドは、2-1でヤングボーイズ勝利を飾った1戦をマッチレビュー、戦術解説

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とうとう始まりましたチャンピオンズリーグ!

昨シーズンは惜しくもグループリーグ敗退に終わったマンチェスター・ユナイテッド

第1節は、CL2次予選から勝ち進んだスイスのヤングボーイズ

初戦の勝利を確信して観ていたファンも多かっただろう

オッズでもユナイテッド1.39ヤングボーイズ7.79

どのサッカーファンでもユナイテッドの勝利を確信していたが・・・

結果は2-1でヤングボーイズの勝利となった。

いったいどうのような試合展開だったのか、

簡単に試合を振り返っていきましょう。

目を疑うような悲劇のスタッツ

ヤングボーイズ2-1マンチェスター・U
19シュート
枠内シュート
54%支配率46%
452パス410
85%パス成功率79%
14ファウル
オフサイド
コーナーキック
イエローカード
レッドカード
得点者 13 クリスティアーノ・ロナウド 66 エンガルマ 95 シエバチュ

試合(スタッツ)はホームヤングボーイズが圧倒した。

試合の流れは幸先よく先制したユナイテッドがペースを握っていたが

レッドカードが出るという想定外な事態がおきてしまい苦しい展開が続いたが

シュートの差はとんでもなくビックリした。

19-2。

リーグ戦が好調だったために痛い敗戦となった。

個人採点

ヤングボーイズ:フォンバルモース(6)、ヘフティ(6)、カマラ(6)、ラウパー(6)、ガルシア(7)、シエロ(7)、マルティンス(7)、ファスナハト(7)、アエビシェール(7)、エンガルマ(7)、エリア(8)。

交代選手: シエバチュ(6)、リーダー(/)、スレイマニ(/)、ツィズガー(/)、カンガ(/)。

マンチェスター・ユナイテッド:デ・へア(7)、ショー(7)、リンデレフ(7)、マグワイア(7)、ワン・ビサカ(4)、フレッジ(6)、ポグバ(6)、ファンデベーク(7)、フェルナンデス(7)、サンチョ(5)、ロナウド(6)

交代選手:ダロト(7)、ヴァラン(7)、マティッチ(6)、リンガード(5)、マーシャル(/)。

MOM:エリア

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引用元 skysport

フォーメーション

マンチェスターユナイテッドは、リーグ戦から3枚変えフレッジ、リンデレフそしてファンデベークが公式戦初先発となった。

フォーメーションは、リーグ戦と変わらず4-2-3-1。

ヤングボーイズは前節の4-4-2から4-2-3₋1のフォーメーションに変更。

2枚の先発を入れ替えシエロとカラマが入った。

前線の強力4人衆

ユナイテッドはいかにこの4人に前向きでボールを渡すことができるかがカギになる。

今回のビルドアップは、相手が引いて守ってくることもなくあくまで牽制程度。

そのため数的優位を後方で作るためボランチの片方が落ち、両SBをあげ攻撃に厚みを持たした。

これだと中盤での数的不利があるため、状況に応じてロナウドやブルーノが降りてきて組み立てをはかった。

前線に枚数をかけている分、相手の後方からのビルドアップには、前からプレスをかけるが奪いきれず

SBの後方のスペースをヤングボーイズには有効活用されてしまった。

前半13分にゴールが生まれ先制、またしてもクリスティアーノ・ロナウドが決めた。

しかし注目すべきはゴールシーンではなく、ポジショニングの位置

初期配置とは全く別の位置に4人が並んでおり、相手のマークをずらすとともに

スールシャール監督らしい戦術「選手にまかせる」がフィットして自由にやれることが功を奏している。

ロナウドは、サイドや後方に動き回ることが多い選手でもあることから、戦術に変化をもたらしているのかもしれない。

すべての計画が崩れたレッドカード

前半35分 ワンビサカの退場。

順調に試合が進んでいたが、ワンビサカのタッチが大きくなったところをマルティンス奪い取ろうとした瞬間、足を踏んでしまい1発退場。

システムを変更せざる負えなくなり、サンチョに変わりダロト。

また後半開始にはファンデベークに変わりヴァランが投入され、3CBにして攻撃に備える戦術に変更した。

19-2

引用元 sky sport

衝撃的な数字19-2。

これは両チームのシュート数、圧倒的な差。マンチェスターユナイテッドは、前半25分以降1度もシュートを放つことができていない。

しかもクリスティアーノ・ロナウドの2本。

DF陣は90分間で枠内シュート5本と奮闘していた印象だった。

ハーフコートゲーム

後半10人で戦うことを余儀なくされ、ヤングボーイズも後半はギアをあげアグレッシブに攻め続けたため猛攻に耐える時間しかなかった。

攻撃に耐えボールを奪うも前線には1枚しかおらず、ボールが入らない。

仮にボールを前に運べても個人技頼みしかないオプションに苦しんだ。

そのため後半はほぼハーフコートで試合を行うことしかできなかった。

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監督・選手コメント

スールシャール

「勝ち上がるには勝ち点12が必要だ。ホームで勝って、アウェイでも1勝しないといけない。今日は勝つチャンスを逃してしまったが、昨季はPSGとの2試合に勝って、ライプツィヒにも勝って、誰もが勝ち上がれると思った。残り5試合で、勝ち点10から12を狙う。

マグワイア

「タフな試合で、タフな芝だった。アウェーでは10人になってしまったけれど、試合中は余裕があった

「不運なゴールを許してしまった。これは本当にアンラッキー。チームは最高のサッカーをしていたわけではないし、相手の脅威を感じていたわけでもないけれど、チームの守りは固くて、多くのチャンスを許すこともなかった。それでも、相手に勝利をもぎ取られてしまった」

「これはグループリーグの最初の試合で、まだ試合はある。挽回しないといけない」

デイヴィッド・ワグナー

「我々はすでに数試合に勝っているが、チャンピオンズリーグの舞台でマンチェスター・Uを倒すことは特別だ。私はただ、この試合を見た人みんなのことを思うと本当に幸せだよ。この場にいたすべての人たちがその役割を担ったんだ」

「選手たちは限界を超えるまでやってくれた。これは素晴らしいサポートがなければ実現しないことだ。我々は自分たちのインテンシティー、攻撃性、そしてパッションを示したかった。選手は見事にそれをやってくれたし、大きな功績に値するよ」

引用元 マンチェスターユナイテッド公式 

まとめ

序盤に先制して幸先良いスタートを切れたと思ったが、ワンビサカの退場で一方的な展開となった。

CL初戦での大事な一戦で一番楽な対戦相手に負けてしまったが

ヤングボーイズも相当やる印象。

昨シーズンのスイスリーグの覇者だけあって、曲者ぞろいの選手が揃っているなと感じた。

今回のグループFは3強1弱かと思われたが、10人だったとはいえ

このパフォーマンスをされるとどこが勝ち進むかわからない状況

またヤングボーイズのサポーターの熱気もすごく感じ、今回のダークホース候補かもしれないが

まだ1節消化したのみで分からないため、次節に両チームとも期待して観ていきたいと思う。

次節

プレミアリーグ第5節ウェストハム戦

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